FC本部がSNSを使った自社マーケティングをしないといけない理由

Mailman putting the letter into the mailbox

営業ツールとして一般的な「DM」と「比較サイト」

コンビニエンスストアに塾に飲食店に……。街を見わたせば、フランチャイズ展開しているチェーン店ばかりが目に入ってきますよね。それもそのはず、現在、日本には1200から1500ほどのフランチャイズチェーンが存在するのです。

そして、多くのフランチャイズチェーンの開発担当者が営業ツールとして活用しているのが「DM(ダイレクトメール)」です。メールアドレスや住所、FAXなどのリストさえあれば簡単かつ大量に情報を届けられるというメリットがある一方で、コストや手間を割いているわりにはいまいち効果を感じられない——そう悩んでいるフランチャイズ本部も少なくないと思います。

また、近年フランチャイズ本部の営業ツールとして一般的なのが「比較サイト」です。フランチャイズ本部の情報が大量に掲載されている比較サイトは、フランチャイズ加盟を検討しているユーザーにとって便利なツール。フランチャイズ本部にとっても、問い合わせや説明会の予約などが加速度的に増えるので、とくに立ち上げ期に関しては活用するべき営業ツールと言えるでしょう。

しかし、比較サイトに掲載するにはそれなりの予算が必要です。安くても月数万円や高いと50万円、100万円など、効果が出ても出なくても発生する掲載費用……。安定的な効果が見込めればこれだけ高額な料金を支払って掲載するメリットもありますが、思うような効果が出ず、毎月予算を垂れ流しているだけ……というフランチャイズ本部も珍しくありません。

また、十分な効果が出ているからとはいえ、ずっと比較サイトに頼りっぱなしだと、比較サイトからの流入しか期待できない、といったデメリットも存在します。

自社マーケティングの重要性

そこで重要になってくるのが、比較サイトのような他社媒体に頼らず、自社だけで完結するマーケティングです。なかでも注目したいのがSNS。自社マーケティングツールとして一般的になりつつあるSNSですが、運用方法が分からないという理由で始められていないフランチャイズ本部も多いのではないでしょうか。しかし、日に日に利用者が増えているSNSは自社マーケをする上で無視することができない時代に突入しているのです。

とはいえ、「自社マーケティングってそもそも何? どうすればいいの?」というフランチャイズ本部も決して珍しくはありません。そういった方に向けて、素人でも簡単にチャレンジできる「SNSを使った自社マーケティング」について解説していきます。

①Facebookを活用した自社マーケティング

実名での登録が義務付けられているFacebookは、2010年以降、爆発的にユーザー数を集め、2017年9月時点で日本国内だけでも2800万人のユーザー数を誇る国内最大規模のSNSに成長しました。

Facebook広告は住んでいる地域や性別、年齢など、細かくセグメントを切って配信ができるので、設定したターゲットに適切に配信できるという点で効果を発揮します。とくに、決裁権を持っている経営層などに情報を届けたいフランチャイズ本部にとっては最適な営業ツールといえるでしょう。

②Instagramを活用した自社マーケティング

ミレニアル世代(1980年代から2000年代生まれ)を中心に人気を集めているInstagram。とくに、飲食事業やコンビニエンスストアなど、若い加盟検討者の獲得を検討しているフランチャイズ本部にとって効果を発揮する営業ツールです。

FacebookからInstagramに移行しているユーザーが多いだけでなく、じつは50代以上のユーザー数が増えているのも事実なので、Facebookとはまた違ったユーザーを獲得できるという点もスルーできないポイントです。

③Twitterを活用した自社マーケティング

国内月間アクティブユーザー数が4500万人にものぼるTwitter。利用者を増やすという目的で、現在、多くの企業がTwitterを使ったプロモーションをしています。ブランドのファン作りにも効果を発揮するので、まずはファンになってもらい、フランチャイズ加盟につなげるという流れも想定できます。

SNS運用のキモとは

SNSを運用する上で欠かせないのが、マメに更新すること。これは絶対です。更新されていないSNSアカウントをフォローしようとは思いませんよね。ですので、SNSを運用するのであれば、必ずマメに更新するようにしましょう。

そして、何を目的に投稿するのか……? それは、自社(商品)のファンになってもらうこと。ですので、飲食店であれば「自社商品のレシピ」を公開したり、ネイルサロンであれば「爪のケアの仕方」など、ユーザーが気になりそうなことを投稿するのもひとつの手。

「いいね」などのファボを多く獲得できたものとできていないものを比較し、それを踏まえて運用していけば、おのずとファンが増えるはずです。

おわりに

SNSのユーザー数が爆発的に増えている今、FC本部にとってもSNSの運用はマストといえます。Web広告に莫大な費用をかけて加盟獲得をする時代から、SNSでファンを増やし、加盟店を獲得しなければいけない時代に移り変わっているのです。

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