EC系に鉄板!Facebookアンケート広告で売れ筋商品を分析!

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新規の顧客を増やすためには、こちらからユーザーにアプローチできる広告を行っていく必要です。

今回の記事では、Facebook広告機能の一つである『アンケート広告』についてEC・通販と相性が良い理由とメリットをお話ししていきたいと思います。

※Facebook広告の概要に関しては、前回の記事でご説明していますので、こちらご覧ください。
Facebook広告は月額30万円以上かけないと効果が出ない!? 最適な予算設定とは?

Facebookのアンケート広告とは

アンケート広告とは、2択の質問をユーザーに投げかけ、ニーズを引き出す広告になります。

ニュースフィード内に広告が表示され、ユーザーは2択のうちの片方をタップするのみで完結するため、ランディングページに遷移する広告と比較しますと、ユーザー反応が高いのが特徴です。

アンケート広告ですが、下記4点はカスタマイズ可能な仕様となっています。
※ディスプレイリンクとは、広告に表示されるリンクURLになります。

このアンケート広告ですが、EC系ではどのように活用するのが効果的でしょうか?
動画で商品の説明を行い、どちらの商品が良いかアンケートを取ったり、商品が多い場合は、どんな内容の商品をユーザーが求めているか調査にも使うことができます。

例えば、経営マーケティングのDVDを多数扱っている場合は、人材採用のDVDか新卒の教育方法のDVDかを2択のアンケートを行うことで、売れるDVDを分析することができます。

このように商品が多数あるようなEC系とは相性が良く、どういった商品をユーザーが求めているのかを分析できます。

また、商品の動画を流し、価格が『高く感じる』か『妥当か』など、商品同士のアンケートでなくとも有効活用できます。

アンケート広告の配信パターン

①アンケート投稿のみ
②アンケート投稿+リンクURL

①アンケート投稿のみ

こちらはイメージとしては、アンケート調査が一番近いです。ユーザーには2択のうちのどちらかをタップしてもらい、アンケートに答えてもらう方式になります。

ユーザーのニーズを引き出すのに最適

通常のWEB広告では、ユーザーに広告をクリックしてもらい、その後サイトやランディングページへ移行し、自社の商材・サービスを認知、理解してもらいます。

ユーザーの動きとしましては『①広告の発見』⇒『②広告のクリック』⇒『③サイトやランディングページを読む』と3ステップを必要とします。

しかし、このアンケート広告では、広告を見つけた段階でタップすれば、アンケートは終了するため、ユーザーのストレスはほとんどありません。

そのため、購入前の段階であるニーズを引き出すのには最適な広告です。

②アンケート投稿+リンクURL

こちらは2択の選択肢のボタンそれぞれに『リンクURL』を設定する方式となります。

例えば、先ほどの画像の例で言いますと「問い合わせ数が少ない」「問い合わせ獲得単価が高い」それぞれの選択肢に対し、遷移させるリンクURLを設定することができます。

下記は設定画面になります。赤枠部分へ各選択肢に対応するリンクURLを設定します。

見込み顧客のリスト集めに最適

上記の設定するリンクですが、例えば申込フォームへ飛ばし、そのままリスト獲得を狙っても良いです。

また、少し工数はかかってしまいますが、選択肢1と選択肢2それぞれで悩みを解決するページを作成し、そこにユーザーを流すのも施策の一つです。

選択肢1が価格なら、価格を説明するページへ遷移。選択肢2が商品・サービスの質なら商品・サービスの魅力が伝わるようなページに遷移させる必要があります。

アンケート広告の設定方法

①キャンペーン目的を設定
※広告を配信する目的をここで決めます。

アンケート広告は下記のキャンペーンに対応しています。
・コンバージョン
・トラフィック
・リーチ
・ブランド認知アップ
・アプリのインストール

②広告のフォーマットを設定

【※注意】
現在アンケート広告は動画のみ対応しているため、静止画では設定することはできません。

③『アンケートを追加』をクリック

④アンケート項目の設定

『アンケートの質問』と『選択肢1』、『選択肢2』は必須で設定して頂く必要があります。選択肢ごとのリンクURLについては、任意ですので必要がある場合は設定しましょう。

アンケート広告で確認できる指標

下記の項目がアンケート広告では確認することができます。

①リーチ人数
⇒広告が表示された人数

②合計投票者数
⇒投票したユーザーの合計人数

③各選択肢の投票数

④各選択肢の投票割合

アンケート広告での注意点

・モバイルニュースフィードのみの配信にする
⇒アンケートボタンが表示されるのは、モバイルニュースフィードのみのため
、配信を行う際は、モバイルニュースフィードに絞りましょう。

上記以外の掲載面で配信すると、アンケートボタンなしの動画広告が配信なされてしまいます。

・配信できるのは動画広告のみ
設定方法でも触れましたが、アンケート広告に対応しているのは、動画広告のみです。

mp4などでの動画作成が難しい場合は、静止画を順番に流すスライド広告で配信してください。

スライド広告は動画としてFacebookには認識されますので、アンケート広告でも配信可能です。

まとめ

アンケート広告とは、2択の質問をユーザーに投げかけ、ニーズを引き出すもの

下記4点はカスタマイズ可能
①アンケートの質問
②選択肢1
③選択肢2
④ディスプレイリンク
⇒広告に表示されるリンクURLのこと

アンケート広告の配信パターン
①アンケート投稿のみ

⇒ユーザーのニーズを引き出すのに最適

②アンケート投稿+リンクURL
⇒見込み顧客のリスト集めに最適

アンケート広告の設定できるキャンペーン目的は?
・コンバージョン
・トラフィック
・リーチ
・ブランド認知アップ
・アプリのインストール

アンケート広告で確認できる指標
①リーチ人数
②合計投票者数
③各選択肢の投票数
④各選択肢の投票割合

アンケート広告での注意点
・モバイルニュースフィードのみの配信
・配信できるのは動画広告のみ

Facebook広告の改善にはKPIの見直しが必須!

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企業のSNS集客において、Facebook広告の活用を検討している方、または活用中の方は必見です。

今回、Facebook社主催のブループリントセミナーへ参加してきました。

そこでは、Facebook広告をより効果的に活用するための内容が発表されました。

Facebookマーケティングパートナーにも登録されている会社として、

皆さんにもFacebook広告を有効に活用してもらうためにも、今回はそのノウハウ紹介します!

広告配信の前にもう一度チェック!そもそもKPIはなんだったっけ?

突然ですが、Facebook広告における配信の目的は11種類もあることは知ってますか?

Facebook広告は、大きく3つの目的に分かれています。

①認知:自社サービス・商品を知らない人に興味を持ってもらう
②検討:似たようなサービス・商品を見ている人に購入などを検討してもらう
③コンバージョン:自社サービス・商品の購入をしてもらう(リピート購入など)

広告を配信する上で特に重要なのが、KPIに基づいた広告の設定です。

ここでよく間違えやすいのが、下記のような場合です。
①自社商品・サービスの認知を広めたい⇒広告のゴールは購入になっている
②リピーターを増やしたい⇒配信のターゲットが新規顧客になっている

これでは、正確な広告配信を行うことができず、質の良い成果を得ることはできません。

それぞれ本来の目的に合った広告の設定が必要となります。

質の高いユーザーに広告を配信するために

Facebook広告で特に重要なのは、的確な広告の配信です。

つまり、広告配信で大切なのは、量ではなく質ということです。

確かに、配信量を上げれば、その分たくさんのユーザーへ配信することは可能です。

しかし、それでは本来のKPIを達成するのは難しいです。

ここでは、広告の質を上げるためのポイントを紹介します。

4つの流動性


Facebook広告では、この4項目の分析が重要になってきます。

①配置:Facebook・Instagram内のどこに表示させるか(ストーリーズ、ニュースフィードなど)
②オーディエンス:誰に向けて配信するか(配信地域・年齢・性別など)
③予算:どれくらいの費用で配信するか
④クリエイティブ:どんな画像や動画を使って配信するか

特に、オーディエンスとクリエイティブの設定は鍵となってきます。

例えば、説明会などの参加を募集した場合、その開催地域によってキャンペーンを分ける必要があります。

クリエイティブに開催日や会場の詳細を記載して、一目で分かるようにするのも大切です。

Facebook広告のキャンペーン構造


Facebookのキャンペーン構造には、キャンペーン、広告セット、広告の3層があります。

①キャンペーン:広告の目的を設定(ウェブサイトの問い合わせを増やすなど)
②広告セット:配信期間、ターゲット(年齢や性別、キーワードなど)を設定
③広告:広告テキスト、画像(動画)、リンク先の設定

広告の質を上げるためには、この3層をそれぞれ分析しながら改善を行う必要があります。

特にFacebook広告の場合、自社の顧客リストなどを元に、目的に繋がりやすいユーザーへ

広告を配信することも可能です。

広告のテキストや画像を見直すだけでなく、そもそものターゲットや配信地域なども見直すことで、

大幅に改善されることもあります。

広告配信の質を上げるためには、客観的に分析することが大切です。

まとめ

Facebook広告は、成果の良い広告であればあるほど、ユーザーにとって有益な広告と判断され、

配信量が伸びる仕組みになっています。

逆に、成果が悪いからといって、いくら予算を上げても成果の改善にはつながりません。

常にユーザーの目線に立って分析をしましょう。

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SEOで成果が出なくなってきたら、ユーザーと繋がるチャットボットでリストマーケティングを始めよう!

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SEO対策。私がWEB業界に入ったときくらいから、かなり活況でした。
私の時代はアフィリエイトやメディア運営が活況で、メディア運営で重要視されていたのは、SEO対策です。これは今でも変わらないです。

サイト売買の情報を見ても、SEOは最重要視されていて、そもそもSEOで上位表示されてるサイトはあまり売りに出ないですね。

ただ、このSEO対策が難しくなってきているのは、みなさんご存知でしょうか?

理由としては、Googleのアルゴリズム(評価する指標)がドンドン変化してきてるため。

単純にいうと、SEOでずっと上位に居続けるのは、かなり至難の業となってきてます。

SEOに強い会社さんを抱えていれば問題ないですが、常にアップデートがされていくので、SEOだけでなく、別の対策も必要になっていきます。

少し前まではリスティング広告が主流でしたが、競合が徐々に増え始め、獲得単価が上昇してきています。現在ではリスティング広告からSNS広告へ徐々にとシフトしています。

さて、ここ数年でAI(人工知能)が登場し、様々なものが自動化されてきました。最近ですと、ユニクロやビックエコーなどでは、会計はすべて無人で機械を通して行います。
※ユニクロは無人レジでもめてるみたいですが。

このAIを活用したWEBでの広告についてお話ししていきますが、みなさん、チャットボットという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

チャットボットとは、『チャット(対話)』と『ボット(ロボット)』を組み合わせた言葉で、自動で何かを行うプログラムのことです。

チャットボットの活用例

このチャットボットという自動プログラムは、実に様々な場所で活用なされています。

みなさまの馴染み深いところで言いますと、どこかお店等に行った時に、LINEと友達登録をすると、商品が安くなると言われたことはありませんか?

そのあと、その企業のLINEアカウントから、クーポンなどのメッセージが届いたことはないでしょうか?

実はここにAI(人工知能)が活用されているのです。LINEと友達になった方にクーポンを週一(2週間に1度)で配布するなど設定ができます。

このようなことがWEB広告(SNS広告)でも可能です。

チャットボットはシナリオ設計が大事

シナリオとは、チャットボットを運用する上で非常に大事な要素で設計図のようなものです。
予め決めたルールに則り応対するもので、人が行わなくて良い定型化された問い合わせ対応を自動化してくれます。

下記はシナリオの一例になります。
上が質問、下が質問に対する選択肢となっています。

Facebook Messengerとは

経営者や役員、会社員の方が使用しているFacebook。Facebookを知らない方はいないと思いますが、Messengerは知らない方も居ると思いますので説明します。

Messengerとは、Facebookのユーザー同士がリアルタイムでメッセージを行ったり、電話ができるアプリケーションのことです。要はFacebookのユーザー同士が行うLINEみたいなものです。

今回の記事ではこの『Messenger』とAIを駆使した新しいユーザーへのアプローチ方法をご紹介していきます。

Messenger誘導広告について

Facebook広告の機能の一つに『Messenger誘導広告』というものがございます。

Facebook内に流れてくる広告をユーザーがタップしますと、そのユーザーはMessenger内に遷移するものになります。

分かりやすく言いますと、LINEの企業アカウントとのトーク画面の中に移動するようなイメージです。

Messenger誘導広告とチャットボットの相性

次はMessenger誘導広告とチャットボットの相性についてお話ししていきます。先ほどFacebook広告でMessengerへ誘導できるという話をしました。
ユーザーをMessengerへ誘導後、チャットボットを駆使して聞きたい内容を自動で聞いていきます。

■Messenger誘導広告の流れ
ユーザーが広告を見つけクリック
↓↓
Messenger内に移動
↓↓
チャットボットとの対話が開始

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このチャットボットを利用することで、ユーザーが今何を求め、何に悩んでいるのかを細かく聞くことができるため、一般的なサイト誘導などのお問い合わせと比較しますと、ユーザーの質が高いのが特徴です。

また、機械が自動で対応してくれるため、人件費が削減できるのも大きな強みです。

通常、お問い合わせが申し込まれたり、電話がかかってきた時は、どうしても人が応対しなければならず、多くの時間が消費されてしまいます。

弊社での成功事例

弊社でも実際にチャットボットを用いたMessenger誘導広告と配信しました。その成功事例についてお話ししていきたいと思います。

広告の目標はセミナーへの参加申し込みです。
下記はある1ヶ月間での成果になります。

予算額:約1,600,000円
申込数:106件
申込獲得単価:約15,000円

セミナー申し込みで獲得単価が15,000円ほどは非常に成果が良いです。

弊社でもセミナー参加申込の広告は何件も配信してきましたが、平均獲得単価はおおよそ20,000円~30,000円の間でした。

こちらの成功ポイントは、『Facebook広告の配信設定』と『チャットボットのシナリオ設計』それぞれで要因があります。順番に解説していきます。

■Facebookの配信設定
①セミナー会場ごとで配信地域を設定

まずこのセミナーですが、全国の各所で開かれておりました。

例えば、東京や大阪、福岡などです。ユーザーの移動を考え、それぞれの会場ごとで近場の地域に設定しました。

・配信地域の例
東京都⇒東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
大阪府⇒大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県
福岡県⇒福岡県

②静止画だけでなく動画も並行して配信
静止画だけでなく動画も併せて配信しました。

理由としましては、Facebookでは動画が推奨されている点、また動画の方が静止画と比較しますと、動きが付くため、ユーザーの目を引きやすく、広告がクリックされやすいためです。

■チャットボットのシナリオ設計
①質問数は最小限の4つに設定

質問数は最小限に留め、4つに設定しました。理由としましては、質問の数が増えますと、全部回答された際はユーザーの質は向上しますが、ほとんどの場合が途中で離脱なされてしまいます。

紙のアンケートでもそうですが、あまりに質問数が多いと途中で面倒くさくなってきませんか?

それはネットでも同様ですので、質問数は必要最低限に設定した方が賢明です。

②回答を選択式に設定
選択式にすることでユーザーの回答する際のストレスを軽減。選択式にすることにより、ユーザーは提示される選択肢から選ぶだけになるため、スムーズに質問に回答することができます.

まとめ

今回はAIを駆使したチャットボットを活用するMessenger誘導広告について解説しました。

このチャットボットですが、色々なものが人の代わりに機械が働くようなり、ますます拡大してくると思います。

SEO対策が難しくなり、SEOから広告でのリスト獲得が主流に

広告は現在ではリスティング広告⇒SNS広告へとシフト

チャットボットとは、『チャット(対話)』と『ボット(ロボット)』を組み合わせた言葉で、自動で何かを行うプログラムのこと。

チャットボットはGOAL設定→シナリオ設計が重要

チャットボットを利用することで、ユーザーの質が改善され、人件費も削減できる。※PUSHメッセージの送り過ぎはNG

Messenger誘導広告と相性がよく、セミナー申込単価では15,000円と成果が出ている

『チャットボット』を初めて聞いたという方は、これを機に自社での集客を見直してみて下さい。自動化できる箇所は機械に任せ、効率化を目指した方が良いと思います。

Facebook広告は月額30万円以上かけないと効果が出ない!? 最適な予算設定とは?

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良く言われる質問について本日は話していこうと思います。

Facebookの予算感はどうやって決めればいいのか?

についてお話ししていこうと思います。

①広告の予算感(月間)
②ターゲットの設定(年齢など)
③クリック率やコンバージョン率の平均値
④広告案の考え方
⑤計測タグについて

①広告の予算感(月間)

やはり予算感です。CPAの目標は決まってるけど、予算は決まってないという企業さんも多く、弊社でも広告を配信する上で、予算をいくらかければ良いか分からないというご質問を多く受けます。

一旦、結論からいうと、月間30万円以上は投下していきましょう。

なぜならば、Facebook広告は配信した広告のデータに基づき、どのユーザーに広告を配信しようかと判断するのですが、その判断材料のデータを集めるのにかかる費用が日予算で約1万円だからです。

日予算1万円×30日=30万円の計算です。

上記はざっくりとした数値で、なぜ日予算1万円なのかもっと厳密に言うと、CV目的のクリック単価(正しくはimpですが、わかりやすくクリック単価にします)で計算することもできます。

平均のクリック単価が約¥500とすると、1日に20回クリックされれば、約1万円です。これが日予算3,000円だと、6回クリックされてしまうと消えてしまう計算です。

また、CVR(問い合わせ率)が約1%だとすると、ざっくり100回クリックされば1件のCV(問い合わせ)を獲得することが可能です。そうすると、約5日間で、CVを1件獲得できることになります。

もちろん、クリック単価が¥200になるケースもあるし、CVRが3%を超えてくる場合もあります。ただ、一般的な計算方法としては、30万以上掛けることで、もっと件数がとれるのか?CPAを合わせていけるのか?を検証することが可能となってます

これらを考えるとFacebook社が推奨している点と弊社の実績から月額での適切な予算は30万円以上になります。

もちろん、月額30万円未満でも配信を行うことは可能です。
※Facebookでは月額最低予算はございません。1万円でも配信は可能です

ただ、30万円未満ですと、広告の配信量が下がり、集まるデータも減少するため、Facebookが集まったデータからどのユーザーに広告を配信するか判断するのに時間がかかってしまいます。

②ターゲットの設定

ターゲット設定についてFacebookでは下記を設定することができます。

・地域
・年齢
・性別
・言語

■地域
配信地域については『都道府県 単位』と『市町村区 単位』の2つのパターンで設定が可能です。

資料請求やオンラインセミナー、通販など場所に問われない商材・サービスの場合は、可能な限り日本全国を配信地域にした方が良いです。

理由としては、設定した配信地域が広ければ広いほど集まるデータ量が多くなり、Facebookの最適化が進みやすくなります。
※最適化とは集めたデータからどのユーザーに配信するべきかを判断する仕組みになります。

上記とは異なりイベント集客や特定地域の集客を行いたい方は、配信地域を設定する必要がございます。

例えば、東京都で何かイベントを行う場合は、交通の便から1都3県の配信が望ましいです。

■年齢
Facebookは13歳~65歳(※)までターゲット設定が可能です。
※65歳は(65歳+)となり、65歳以上の設定になります。

Facebookは他の媒体と異なり、下限と上限それぞれ1歳刻み(65歳は除く)で年齢を設定できる点が大きな強みです。

TwitterやLINEなどFacebook以外ですと、ほとんどが『25-30歳』のように年齢が一括りとなっており、そこから選択する形となっています。

■性別
性別は『男女』『男性のみ』『女性のみ』の3パターンから選択可能です。
美容や化粧品など女性がターゲットと明確な場合は設定するようにしましょう。

■言語
Facebook広告では言語も設定することも可能です。
日本人向けに配信を行う場合は、『日本語』を必ず設定するようにしましょう。こちらを設定していない場合、外国人の方にも配信される可能性があります。

③クリック率やコンバージョン率の平均値

広告を運用していて成果が良いのがどの指標を見て判断をすれば良いか分からない方も多いと思います。
上記について確認すべきポイントは主に2点です。
①クリック率(CTR)②コンバージョン率(CVR)になります。

下記がそれぞれの英語表記になり、フルで覚えなくて大丈夫ですが、CTRやCVRなど略称は広告業界では頻繁に出てきますので覚えておきましょう。

クリック率=Click Through Rate
コンバージョン率=Conversion Rate

まずはクリック率についてお話しします。
クリック率とは、広告がクリックされた割合を示す指標になります。
例えば、広告が100回表示され、そのうち2回クリックされた場合、クリック率は2%となります。

・計算式
クリック率=クリック数(2)÷ 表示回数(100)× 100

このクリック率は、広告が魅力的か。ユーザーのニーズと広告が合っているか等を知る上で重要な数値となります。

クリック率の平均値ですが、商材やターゲットによりますが、概ね0.70%~1.00%になります。今まで100件以上のアカウントを運用してきましたが、経験則から上記が平均値と言えます。

次はコンバージョン率についてお話しします。
コンバージョン率とは、広告のクリックからコンバージョン(申し込みやお問い合わせなど)に至った割合を示す指標になります。
※広告業界でコンバージョンとは、目標達成を表す業界用語になります。申し込みやお問い合わせ、資料請求や商品購入など商材やサービスによってコンバージョンの意味は変わります。

例えば、広告のクリックが100件、コンバージョンが1件の場合、コンバージョン率は1%となります。

・計算式
コンバージョン率=コンバージョン数(1)÷ クリック数(100)× 100

コンバージョン率は、広告のクリックからどの程度、申し込みや購入に繋がったかを知る上で重要な数値になります。

コンバージョン率の平均値ですが、結論から申し上げますと、1.00~2.00%になります。こちらは先ほどのクリック率のお話しと被る部分もございますが、私の経験から申し上げますと、広告のクリック100件につき、平均のコンバージョン数が1~2件だったためです。

ですので、クリック率が0.70%以上、コンバージョン率が1.00%以上でしたら、その広告の成果は問題ないと言えます。

④広告案の考え方

広告案の作成は『②ターゲットの設定』と並び、とても大事な要素になります。

この広告ですが、まず大前提としてこれだけは押さえておいて欲しいことがあります。

それは『作成した広告を見て自分だったらクリックするか。もしくはこの広告はユーザーへクリックされるだろうか。』です。
弊社では常にこれを念頭に置き、広告を作成しています。

上記を考えずに作成した広告は、ユーザーへメリットなど伝えたいことがうまく伝わらず、その結果、クリックされず成果に繋がらないことになりかねません。

それでは広告案の考え方についてお話ししていきます。
みなさん、『3C分析』という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

広告案を作成する際、慣れるまでは『3C分析』を行ってからの方が良いです。

■『3C分析』とは?
3Cとは「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの頭文字を取ったもので、自分の会社周りのマーケティング環境を抜け漏れなく把握できる便利なフレームワークです。

どうしたらユーザーはこの商品を買うのか?
価格?商品やサービスの質?気に入ってるブランドだから?

3C分析を行いながら、どうしたら自社の商品を選んでくれるか考えながら広告案を作成していきます。

⑤計測タグについて

最後に計測タグについてお話ししていきたいと思います。これも非常に重要です。この計測タグがないと、広告の成果がしっかりと分析できませんので、しっかりと押さえておきましょう。

この計測タグの仕組みを解説しますと、まずタグと呼ばれるものをサイトのソースコード内に設置します。

タグと聞いてパッと思い浮かばない方ために分かりやすく言い直しますと、シールのようなものと思ってください。

■ソースコード
ソースコードとはプログラミング言語で書かれたプログラムのことで、サイトを作成するために使用するものです。
※詳しくは社内のエンジニアの方に聞いてください。

■Facebookのタグ

計測タグについては2種類あります。リマケタグとコンバージョンタグです。それぞれの解説とサイト内の設置箇所は下記になります。

※リマケとはリマーケティングの略でして、リマーケティング用の計測タグを設置したページに来たユーザーを広告で追いかける手法です。
みなさんも良く特定の広告ばかり流れてきたりしませんか?それはすべてリマーケティング広告になります。

■リマケタグ
一度サイトへ来たユーザーを広告で追いかけるために設置します。
設置箇所:の直ぐ上
設置ページ:自社サイト内のすべてのページ

■コンバージョンタグ
申し込みや購入したユーザー数を計測するために設置します。
設置箇所:の直ぐ上
設置ページ:申し込みや購入完了ページ(「※ありがとうございました。」と表示されるページです。)

この計測タグをサイト内に設置することで、一度サイトへ訪問した興味・関心の高いユーザーを広告で追跡したり、申込を行ったユーザーデータを可視化することができます。

まとめ

■予算
月間の最適な予算は30万円以上かけて配信内容を確認してから、予算を落とすかどうかの確認をしていきましょう!

■地域
『都道府県 単位』と『市町村区 単位』の2つのパターンで設定が可能

■年齢
13歳~65歳(※)までターゲット設定が可能
※65歳は(65歳+)となり、65歳以上の設定になります。

■クリック率の平均
0.70%~1.00%

■コンバージョン率の平均
1.00~2.00%

■広告案について
作成した広告を見て自分だったらクリックするか。もしくはこの広告はユーザーへクリックされるだろうか。
を確認
あと『3C分析』も忘れずに。

■計測タグ
タグはリマケタグとコンバージョンタグの2種類。

・リマケタグ
一度サイトへ来たユーザーを広告で追いかけるために設置します。

・コンバージョンタグ
申し込みや購入したユーザー数を計測するために設置します。

Facebookはユーザーへのアプローチ制度も高いのでオススメのWEB広告です。顧客の配信地域や年齢層が決まっている場合は、試しに1ヶ月配信してみるのも非常に有効な施策です。