2020年 Facebook・Instagram広告アップデート情報のまとめ

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前回はFacebook、Instagramの広告ポリシーなどの件でしたが、
今回は、広告のアップデート情報を更新しました。

では、早速説明していきます

1. 【新機能】 ストーリーズのダイナミックプロダクト広告にタップ可能なCTAを導⼊

Instagramストーリーズのダイナミックプロダクト広告にタップ可能なCTAが導⼊されました。
下記の図のように、Instagramストーリーズで利⽤者がダイナミック広告をタップすると、灰色の吹きだしにてCTAボタンが表⽰されます。
このCTAボタンをタップすると利⽤者はクリック先に移動する仕組みです。

この機能はInstagramストーリーズのダイナミック広告を使⽤するすべての広告主が対象となります。
画⾯下から上にスワイプする機能は引き続き有効です。
つまり、クリック先に移動する⽅法が、

・製品カードをタップする⽅法
・画⾯下からスワイプする⽅法

上記の2つになります。

Instagramストーリーズのコンテンツの多くはタップ可能でインタラクティブであるため、本機能は利⽤者が現在ストーリーズを使う⽅法に合わせたものになっています。

2. 【Instagram新機能】「既存の投稿を使用」がInstagramストーリーズに対応

広告を作成する際に、Instagramストーリーズの既存のオーガニック投稿を宣伝できる機能が導⼊されました。
この機能によって、ストーリーズのクリエイティブを活⽤しやすくなります。
この機能は広告マネージャとAPI経由で利⽤可能になります。

【変更点】
・パブリッシャーが宣伝できるコンテンツは対象のInstagramフィードのオーガニック投稿のみ
 ⇒Instagramストーリーズでも可能に

・「タイアップ投稿」のタグを使⽤するInstagramブランドコンテンツストーリーズが広告として宣伝可能に。
  ※このタグを使ったオーガニック投稿は、広告マネージャの[既存の投稿を使⽤]タブからも利⽤可能です。

【Q&A】
Q: Instagramストーリーズのオーガニック投稿は24時間で消えます。
 投稿済みのInstagramストーリーズを宣伝の対象とするには、特別な設定や基準がありますか。

⇒A: 宣伝に利⽤できるコンテンツは、Instagramストーリーズで⾃分のアカウントから配信した新しいオーガニック投稿と、過去に配信した
Instagramストーリーズコンテンツの両⽅
です。
Instagramストーリーズの投稿は、広告マネージャにある[既存の投稿を使⽤]ウィンドウに表⽰されます。
Instagramストーリーズで消えてしまったオーガニックコンテンツを利⽤できるようにするには、コンテンツの[アーカイブに保存]設定が有効である必要があります。この設定にアクセスするには、Instagramアプリのプロフィールのオプションから[アーカイブ]を選択します。

Q: 過去に作成したInstagramストーリーズの投稿のどれでも広告マネージャで宣伝に使⽤できますか。

⇒A: 広告マネージャで宣伝に使⽤できるのは、今のところアンケートスタンプなどのインタラクティブな要素を含まないInstagramストーリーズのみです。アンケートスタンプを含むInstagramストーリーズの投稿は、本年度中に本機能の対象になる予定とのこと。

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対象は
・リンク済みのInstagramアカウントを所有し、広告マネージャまたはAPIを使⽤している広告主
 ※既存のInstagramストーリーズは、Instagramで宣伝可能なFacebookの製品を介してすでにInstagramアプリで宣伝できます。

3. 【Facebookブランドコンテンツリリース】Facebookブランドコンテンツにコールトゥアクションを追加できる機能

広告主(スポンサー)がブランドコンテンツにコールトゥアクション(CTA)を追加できる機能が導⼊されました。

【変更点】
・ブランドコンテンツ広告にCTAを設定できるのはクリエイターまたはパブリッシャーのみ。広告主が⾃分の広告のCTAを簡単にカスタマイズしにくい状態。
 ⇒パブリッシャー/クリエイターページとビジネスパートナー(広告主)の両者がCTAを設定できるように。

【Q&A】
Q: CTAを追加するためにアクセスできるのはだれですか。
 
⇒A: 公開ページで広告主を有効に設定すれば、広告主は投稿にCTAを追加できるようになります。

Q: CTAはInstagramブランドコンテンツ広告にも追加できますか。

⇒A: 可能です。

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対象は
以下Facebookのブランドコンテンツ広告対応フォーマット
• 写真
• 動画
• ライブ配信

4.リード獲得広告およびアプリインストール広告
フッター部分の表⽰内容変更

Facebookニュースフィードのリード獲得広告とアプリインストール広告のフッターに対し、次のアップデートが実施されました。

【シングル画像広告】
• リード獲得広告とアプリインストール広告のメタ⾏(フッター内の最初の⾏) にリンク先の情報を反映。
 
⇒リード獲得広告のメタ⾏には[Facebook上のフォーム]、アプリインストール広告のメタ⾏には[アプリストア]と表⽰されます。

• アプリインストール広告のアプリのコンテキストを、メタ⾏から説明フィールド(フッター内の最後の⾏)に移動。
 これにより、アプリのコンテキストが動的に表⽰されるようになります。
 
⇒表⽰する利⽤者にとって訴求⼒が⾼い場合にのみ、説明フィールドが表⽰されます。

【カルーセル広告】
• リード獲得広告とアプリインストール広告の説明(フッター内の最後の⾏)にリンク先の情報を反映。

⇒リード獲得広告の説明には[Facebook上のフォーム]、アプリインストール広告の説明には[アプリストア]と表⽰されます。

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これらの変更は、Facebookニュースフィードの既存および新規作成されるすべてのリード獲得広告およびアプリインストール広告に適⽤されます。
(※20年9⽉1⽇に、既存の広告も⾃動的にこの新しいレイアウトに変更されたため、特に対応は必要ありません。)

【変更点】
・シングル画像広告におけるリード獲得広告とアプリインストール広告のメタ⾏の内容が(URLを表⽰する)リンク広告のメタ⾏と同⼀になる
⇨Facebookフィードで表⽰される広告の種類が異なった場合にも⼀貫性が⾼まる

これによりユーザーは、メタ⾏を参照するとリンク先の情報(ウェブサイト、Facebookのリード獲得フォーム、アプリストア)を確認できることが理解できます。
また、ユーザーが広告に反応してとる⾏動を予測できる確率が⾼まり、ユーザーエクスペリエンス予測の精度が上がります。

5. 業界の最新動向を反映したコンバージョンAPIを使⽤するメリット

データプライバシー保護に益々⼒を⼊れている広告エコシステムに合わせ、ウェブブラウザーは変化しようとしています。
この変化は、デジタルアナリティクスや広告サービスプロバイダーとデータを共有するウェブサイトの機能に⼤きな影響を与えます。

すでにご存知の⽅もいらっしゃるように、サードパーティのCookieのサポートは近いうちに世界で最も普及しているブラウザーによってほとんどまたは完全に制限されようとしています。

Facebookはこの業界の変化にいち早く対応し、利用者が自身の情報を保護しつつ、引き続き安⼼してデータを共有できるよう、FacebookのコンバージョンAPIは、ブラウザーからのデータに依存することなく、⾃⾝で管理する情報を使⽤してビジネスを成⻑させ続けられるために作られました。

【コンバージョンAPIを導⼊によるメリット】

①どのデータをいつ共有するかをコントロールできる。
⇒どのデータをいつFacebookと共有するかを決定できるとともに、意味のある利⽤者情報をそのデータに追加できます。

② Facebookとのデータ共有⽅法を強化できる。
⇒クラッシュや接続の問題に影響されるリスクのあるブラウザーベースの⽅法に依存せずFacebookに直接データを送信できるため、共有するデータの信頼性が⾼まります。

③ファネル全体を可視化できる。
⇒CRMデータ、⾒込み顧客になりうるリードが含まれるファネル下部のイベント、複数のサイトへのコンバージョンパスなど、データソースをさらに活⽤することで、利⽤者を深く理解できます。

6. 広告マネージャの広告レベルに
クリエイティブ最適化機能を追加

広告マネージャの広告レベルにクリエイティブ最適化機能が新しく追加されました。
この機能を利⽤すると、アップロード済みメディアを⾃動的にクロップして調整を加えます。
現在はシングル画像広告と動画広告のみで利⽤可能です。

【メリット】
・⾃動的に広告のバリエーションが作成されるようになる
ため、⼿動で個別に設定を⾏う負荷が軽減されます。
⇒広告に反応する確率が上がるように利⽤者に合わせて少しずつ調整を加えて広告を配信できるようになるので、パフォーマンスの向上が期待できます。

7. ストーリーズ広告のアンケート機能が
配置アセットのカスタマイズ機能に対応

ユーザーによるストーリーズに対するエンゲージメントが⾼い理由のひとつは、そのインタラクティブ性です。

2019年にInstagramストーリーズ広告にアンケートスタンプ機能が追加されたところ、アンケートスタンプがないストーリーズ広告と⽐較して、アンケートスタンプ付きのInstagramストーリーズ広告の広告想起が向上する確率は96%となり、ひとつの広告におけるユーザーの滞在時間は平均で3倍になりました。

このたび、配置アセットのカスタマイズ機能(PAC)を使って、Instagramストーリーズのアンケートスタンプ広告を⾃動配置する機能が追加されました。

【変更点】
・アンケートスタンプを追加できるのはInstagramストーリーズの独⽴したキャンペーンのみ
⇒これまでに引き続き⾃動配置を使⽤してキャンペーンの効率を⾼められるほか、Instagramストーリーズ広告をカスタマイズしたりアンケートスタンプを追加したりできるように。

【メリット】
キャンペーン作成プロセスで、Instagramストーリーズのアンケートスタンプ付き広告を簡単かつ効率的に作成できるようになった。

8.アプリの⾃動広告(AAA)
利⽤可能クライアントの拡⼤

アプリの⾃動広告(AAA)の利⽤可能クライアントが拡⼤されました。
※対象はすべての代理店・広告主のアカウント

2012年にモバイルアプリインストール広告がリリースされてから、多くのモバイルマーケターが⼤きな成功を遂げてきました。
しかし、⻑期にわたりそのパフォーマンスを維持拡⼤することは困難で、クリエイティブへの⼤規模投資と多くの⼿動調整が必要とされてきました。
また、この困難な時期に多くのアプリビジネスには余⼒がなく、マーケターにはFacebookのツールをフルに活⽤してパフォーマンスを最⼤化するためのリソースがない可能性があるということが認識されています。

Facebookは2020年9⽉1⽇にアプリの⾃動広告(AAA)をリリースし、あらゆる規模のアプリマーケターにコストパフォーマンスの良いソリューションを提供開始しました。

【メリット】
・アプリの⾃動広告は、予算を増額したときにFacebookから得るパフォーマンス効率を維持できる新機能によって、パフォーマンスを推進しやすくなっています。

・この機能は優れた機械学習を活⽤することで、クリエイティブ、オーディエンス、最適化といったキャンペーン全体を⾃動的に最適化し、短期間で価値の⾼いコンバージョンを創出するものです。

この製品は、次の3つの領域において、より良いアプリマーケティングのエクスペリエンスを提供します。
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① AIで強化されたターゲット設定と改善された配信モデルによってパフォーマンスを上げる。

②クリエイティブの組み合わせテストを⾃動的にテストして最もパフォーマンスが⾼い広告を決定できる機械学習を使い、予算増額時のパフォーマンスを維持する。

③キャンペーン作成フローを⼀本化して⼿動調整を減らすことによって迅速で効率的なキャンペーン管理を⾏う。

9. 類似オーディエンスの拡⼤機能の導⼊による
パフォーマンス向上

現在Facebookでは、広告のパフォーマンスが向上するとFacebookが判断した場合に、ターゲット設定を拡大する機能を提供しています。

Facebookでは、下記に点に対し類似オーディエンスを拡大できるオプションが導入されました。

特定のキャンペーンの目的(コンバージョン、アプリインストール)
最適化(価値、コンバージョン、アプリインストール、アプリイベント)

【メリット】
・今までリーチできていなかった関連度の高い消費者へのリーチを増やし、広告のパフォーマンスをさらに改善できる

より価値の高い利用者にキャンペーン予算が割り当てられることによりパフォーマンスの向上が期待できる

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【Q&A】
Q: スライダーを使用した類似オーディエンスサイズの拡大と、類似オーディエンスの拡大の違いは何ですか。

⇒A: 【オーディエンスサイズの拡大】は、類似オーディエンスを初めて作成するときに行います。
これは、選択された地域の合計人数の1~10%の範囲で設定できます。
類似オーディエンスの上位1%は、ソースオーディエンスとの類似性が最も高い利用者です。パーセンテージが大きくなるほど、規模が大きく幅広い特徴を持つオーディエンスになります。

これに対して【類似オーディエンスの拡大】は、広告セットレベルでオーディエンスを作成したあとに行います。これはFacebookのシステムがパフォーマンスを向上させる可能性が高いと判断した場合に使用できる高度なオプションで、初期のオーディエンスサイズの定義より広いリーチを狙います。
 
ベストプラクティスとしては、まず現在の設定を活用し、しきい値を変更させながら初期のオーディエンスサイズを検討したあと、それに追加として類似オーディエンスの拡大を実施することがおすすめされています。

Q: この機能を有効にすると、情報収集期間がリセットされますか。

⇒A: はい。情報収集期間はリセットされ、新しく拡大されたオーディエンスに基づいて最適化されます。

コンバージョンAPIは必須になっていくとかと思います。
また、随時アップデート情報があれば更新していきます。